夜はずっと終わらない、士林夜市の夜



LCC航空会社でやっと夜中に到着したはものの、すでに夜は遅く、食事に出かけることができない、又は夜中の便で日本に帰国するのに、ホテルに泊まるのはもったいない。夜中まで遊んでから空港に向かいたい。そんな方は大勢いると思います。そんなあなたにお勧めなのが、士林の夜市です。台北でも最大規模の夜市、いったいいつ店を閉めることやらという時間まで、店は永遠と開いています。夜中に困ったらここ士林へみんな向かいましょう。ここは台北ナイトスポットの砦です。

士林とは
MRT淡水線(レッドライン)で台北駅から30分もかからずに行くことができます。又、松山空港の方からだと、MRTで台北市内を廻るよりも、タクシーを使ってしまえば一山をトンネルでくぐってすぐの場所が士林なので、人数が多い時にはタクシーでの移動がお勧めです。とにかく夜中でも人が多いこのエリアはタクシーもかなり走っていますので、最後は士林で楽しんだ後、そのままタクシーで空港まで向かうにも便利! 夜12時を過ぎなければ、MRTも動いているので、一旦台北市内に戻り、バスで空港に向かうこともできます。

治安面は?
海外の夜の街歩き、なにかと治安面も気になるところですが、台湾に関しては日本並みの治安が保たれているので、安心です。勿論、日本と同様、人気のないところでの夜中の一人歩きや繁華街でのスリ、置き引きには当然注意が必要です。士林夜市の中は治安のいいところが多いですが、一点だけご注意を。観光客向け屋台で商品の量り売りなどをするような屋台はぼったくり屋台が多いのでご注意を。特に士林夜市入口付近に軒を連ねるフルーツの屋台は現地の人が買う値段と観光客が買う値段で2倍以上の差がありますので、ご注意ください。押し付けがましいとき、勝手に袋詰めし始めた時ははっきりと断るか、そのまま立ち去りましょう。(ぼったくりですが、品はいいのが台湾の憎めないところ、、、、)あと、衣類や財布、キャラクターグッヅなどはコピー商品が多いので、その点もご注意ください。日本入国時に税関で見つかれば没収となります。なお、ほとんどの飲食系の屋台はちゃんと金額を明示していますので、ご安心ください。

士林の屋台料理は台湾のトレンド!



これほど豪華な料理が並んでいる夜市はいったい世界のどこにあるのでしょうか。
士林の屋台を見ていると、定番の屋台料理というよりは最先端の一目を引く料理が多いようです。その点ではどの夜市よりも新しいトレンドを取り入れているといってもいいと思います。カニをどーんとそのままから揚げにしてみたり、エビや鮑が網の上で焼かれていたり、なにかと海の幸、山の幸が豪勢にテーブルに並んでいます。あまり、他の夜市では見かけないものばかりです。そして士林夜市のもう一つのいいところは、一つの屋台のテーブルで食事をとりながら、他の屋台のつまみも買って食べることができることです。もし、そのお店でビールなどお酒類を出していなくても、隣の店から買ってくることもできます。屋台スタイルではありますが、割と本格的に食事をしたり、飲んだりすることができるのもこの士林夜市のいいところです。

士林発祥の台湾ミルクかき氷



士林夜市で有名なのが、辛発亭のミルクかき氷。ふわふわとした食感の新しいかき氷が今台湾では人気ですが、元祖はここ士林の辛発亭です。雪片氷という名前で販売されていますが、食べた瞬間、ふわふわ、口に入れるとさらさら溶けるミルクの食感がもうたまりません。氷の上にはマンゴーや好きなフルーツをメニューから選んでかけてもらってください。夏のシーズンならマンゴーに練乳たっぷりの雪片氷が本当にお勧めです。それ以外にも普通のかき氷やフレッシュなフルーツジュースなども扱っているお店。昼も夜も常に大賑わいですが、回転が速いせいか、並んでいてもそんなに待たされることはありません。士林でのしめのデザートにいかがでしょうか。

裏路地にはいい感じのお店が
士林といえば、大通りの屋台街や、公設の観光市場エリアが有名ですが、ちょっと路地裏に入ってみると、いい感じのファッションアイテムを売るお店や服、皮の小物を扱うお店など、自分の気に入るお店を見つけることができるかもしれません。大通りのショップがコピーやら安売りのお店ばかりなら、裏路地はどちらかというと専門店。ジッポのライターに特化している、ジーパンに特化しているなど、お店それぞれ個性があり、専門性を持たせています。日本では見つけることができなかったいい小物が手にはいるかもしれませんよ。

もしトイレに困ったら
夜市で一番困るのがトイレ。散々食べた飲んだ、歩いたでトイレに行きたいなんてことはありませんか。また、これから日本に帰る前にお化粧を直しておきたい、そんな方も多くいると思います。しかしながら、なかなか夜市の中では化粧室を見つけることができないものです。まず、士林夜市内の表通りのお店では化粧室はほぼ利用できないと考えてください。店舗も小さく、備えていないお店も多いのです。一番手っ取り早いのは、MRT駅構内で出発前にすませておく。そして、士林夜市内に入ったら、公設市場内の建物に誰でも利用できる化粧室があるので、そちらまで歩いていったほうが探しているよりも早いです。その際、ゴミ箱もちゃんと備えてあるので、屋台で買って食べ歩いたまま、捨てるに困った串なども捨ててしまいましょう。この公設市場は政府が士林夜市を利用する観光客のだれにでも解放している施設ですので、安心して使ってください。

最後に、
士林は行く度に姿を変えています。昔は駅前に古いビルの中にあった公設市場も今や場所を変え、綺麗に生まれ変わっています。といっても、中身は同じ。昔と変わらずにぎやかな露天があちらこちらで開かれ、賑わいはいつまでもつづいています。ずっとずっとこうであってほしいものです。